2005年11月15日

ヴェニスの商人

映画『ヴェニスの商人』を観てきました。

『ロミオとジュリエット』『真夏の夜の夢』に次いで、これでシェイクスピア映画は3本目になります。

『真夏の夜の夢』はもうどんな作品だったか覚えていないけど、多分今回の『ヴェニスの商人』が一番劇として映画化しようという意図が強かったように思います。

前半は、ベルモントに住む美しい女相続人への求愛シーン。
モロッコからやってきた王様とか、あと変な王子みたいな人とか、すごく滑稽でした。
その人たちのしゃべる英語の発音だけで笑えるの。
現実の世界で笑っちゃすっごく失礼だけど、あまりにも「典型!」みたいなしゃべり方をしてくれるので、可笑しかった。

そして、本命バッサーニオがやってきて・・・。

劇を再現した映画、というのがここではっきりします。
ほんの数メートル先でバッサーニオが箱選びをしているのに、女相続人ポーシャの独り言が独り言になってない。。。声大きすぎ。
でも、そのときポーシャが口にするフレーズが(原作に忠実なためだと思うけど)ポエムのように素敵で、この形でしか撮れなかったんだろうなぁと思いました。
残念ながら、字幕を追うだけで、実際になんて言っているのか正確には分からなかったけど。

そして、後半ユダヤ人の高利貸しシャイロックが裁判を要求し、裁判になるシーン。

アル・パチーノの迫真の演技でした。
今までの憎しみを爆発させる。それを自分でももう止められない。
だからといって、シャイロックが嫌な人に見えない。
最後はすごく同情を誘う姿が印象に残ります。

私の感想としては、ユダヤ人がどうであるか、ということではなく、人間はどうなりうるか、ということを表したかったのかなぁという感じ。

「異端者」→「自分とは違う人」を自分の側の勝手な理屈で拒絶するのは、無用な反感・憎しみを生み出すということをまざまざと見せられました。

公式ホームページが見つからなかったので、goo映画asahi.comの記事です。
posted by ウズマキ at 05:18| 京都 ☁| Comment(0) | TrackBack(1) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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ヴェニスの商人 ★★★★
Excerpt: フランスの「パリ」ってよォ… 英語では「パリスPARIS」っていうんだがみんなはフランス語どおり「パリ」って発音して呼ぶ でも「ヴェネツィア」はみんな「ベニス」って英語で呼ぶんだよォ〜「ベニス..
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